小川の辺@ポレポレホール [茨城県笠間市・プレイスポット]
日本映画『小川の辺(ほとり)』は,7月2日から全国公開されております。笠間ショッピングセンターポレポレシティ2階にあるポレポレホールでも10月1日から上映中です。
実は毎月1日は映画の日,ということで,【みなと】もこの映画を1000円で鑑賞してきました
原作は藤沢周平。監督は篠原哲雄(『山桜』)。主演は東山紀之,菊地凜子,他に勝地涼,片岡愛之助,尾野真千子などが出演。
江戸時代の東北地方,海坂(うなさか)藩。藩士である戌井朔之助(いぬい・さくのすけ:東山さん)は藩命を受けます。それは,妹・田鶴(たず:菊地さん)の夫で,脱藩した親友の佐久間(片岡さん)を討つこと。佐久間は,侍医にいいように操られている藩政を心配し直訴を行ったため,藩主の怒りを買ってしまったのです。
たとえ御上の意向に逆らったとはいえ,佐久間の行動は正論であり,その彼を切らなくてはならないのか。しかも田鶴は,子供の頃から朔之助たちとともに剣術を学んでいて,なかなかの遣い手。手向かってくるに違いない・・・朔之助は悩みますが,結局は藩命に従うことにしました。そんな彼を,妻(尾野さん)は言葉少なに,でも愛情たっぷりに見守ります。
翌朝,朔之助は奉公人の新蔵(しんぞう:勝地さん)とともに江戸に旅立ちます。実は新蔵は,秘かに田鶴を想っていて,彼女の身を非常に心配していたのです。
行程100里(約400キロメートル)ののち下総(今の千葉県)の行徳宿に到着。朔之助たちは田鶴と佐久間を探すこととなりますが・・・
【みなと】は映像化された藤沢作品『山桜』も鑑賞しましたが,東山さんの殺陣に再び感心させられました 佐久間との決闘シーンはすごい迫力でハラハラ 菊地さんも,女だてらに真剣をふりまわす田鶴を熱演
また,出演俳優の所作の美しさも見事です。特に尾野さんが,夫や義父母を支えようとする控えめな妻を好演しています。新蔵の奉公人としての振る舞いも好いですね。昔の日本人の動作はこんなに素晴らしかったんだ~と感動させられました。
最近の【みなと】は着物に関心を持っておりますが,武士の妻たちは質素な模様をきりりと着こなしていて理想的
今,「時代劇は視聴率が取れない」と言われているようですが,藤沢作品は現代にも通じるものがあり,若い人でも十分楽しめると思います。ただ,画面が全体的に暗かったのが残念 江戸時代の雰囲気を出すためだと思いますが,もう少し明るい映像でもよいのでは?
こちらの『小川の辺』,ポレポレホールでは10月28日(金)までの上演となっております。皆様も機会がありましたら,ぜひお近くの劇場でご鑑賞くださいませ。
ホールは2箇所あり,現在は『星守る犬』『コクリコ坂から』も上映されています。
入場料は大人1700円ですが,レディースデー(月曜日)やメンズデー(水曜日)は1000円になります。また,60歳以上の方は,証明書を提示すれば1000円でOK。ポレポレカードやイオンカードを提示すれば,300円割引もしてくれます。その他にも割引があります。
ポレポレホール
住所:茨城県笠間市赤坂8番地 笠間ショッピングセンター ポレポレシティ2階
電話:0296-70-1750
スケジュール:http://www9.ocn.ne.jp/~polepole/
割引サービス:http://www9.ocn.ne.jp/~polepole/sabisu.html
『小川の辺』公式サイトhttp://www.ogawa-no-hotori.com/index.html
実は毎月1日は映画の日,ということで,【みなと】もこの映画を1000円で鑑賞してきました
原作は藤沢周平。監督は篠原哲雄(『山桜』)。主演は東山紀之,菊地凜子,他に勝地涼,片岡愛之助,尾野真千子などが出演。
江戸時代の東北地方,海坂(うなさか)藩。藩士である戌井朔之助(いぬい・さくのすけ:東山さん)は藩命を受けます。それは,妹・田鶴(たず:菊地さん)の夫で,脱藩した親友の佐久間(片岡さん)を討つこと。佐久間は,侍医にいいように操られている藩政を心配し直訴を行ったため,藩主の怒りを買ってしまったのです。
たとえ御上の意向に逆らったとはいえ,佐久間の行動は正論であり,その彼を切らなくてはならないのか。しかも田鶴は,子供の頃から朔之助たちとともに剣術を学んでいて,なかなかの遣い手。手向かってくるに違いない・・・朔之助は悩みますが,結局は藩命に従うことにしました。そんな彼を,妻(尾野さん)は言葉少なに,でも愛情たっぷりに見守ります。
翌朝,朔之助は奉公人の新蔵(しんぞう:勝地さん)とともに江戸に旅立ちます。実は新蔵は,秘かに田鶴を想っていて,彼女の身を非常に心配していたのです。
行程100里(約400キロメートル)ののち下総(今の千葉県)の行徳宿に到着。朔之助たちは田鶴と佐久間を探すこととなりますが・・・
【みなと】は映像化された藤沢作品『山桜』も鑑賞しましたが,東山さんの殺陣に再び感心させられました 佐久間との決闘シーンはすごい迫力でハラハラ 菊地さんも,女だてらに真剣をふりまわす田鶴を熱演
また,出演俳優の所作の美しさも見事です。特に尾野さんが,夫や義父母を支えようとする控えめな妻を好演しています。新蔵の奉公人としての振る舞いも好いですね。昔の日本人の動作はこんなに素晴らしかったんだ~と感動させられました。
最近の【みなと】は着物に関心を持っておりますが,武士の妻たちは質素な模様をきりりと着こなしていて理想的
今,「時代劇は視聴率が取れない」と言われているようですが,藤沢作品は現代にも通じるものがあり,若い人でも十分楽しめると思います。ただ,画面が全体的に暗かったのが残念 江戸時代の雰囲気を出すためだと思いますが,もう少し明るい映像でもよいのでは?
こちらの『小川の辺』,ポレポレホールでは10月28日(金)までの上演となっております。皆様も機会がありましたら,ぜひお近くの劇場でご鑑賞くださいませ。
ホールは2箇所あり,現在は『星守る犬』『コクリコ坂から』も上映されています。
入場料は大人1700円ですが,レディースデー(月曜日)やメンズデー(水曜日)は1000円になります。また,60歳以上の方は,証明書を提示すれば1000円でOK。ポレポレカードやイオンカードを提示すれば,300円割引もしてくれます。その他にも割引があります。
ポレポレホール
住所:茨城県笠間市赤坂8番地 笠間ショッピングセンター ポレポレシティ2階
電話:0296-70-1750
スケジュール:http://www9.ocn.ne.jp/~polepole/
割引サービス:http://www9.ocn.ne.jp/~polepole/sabisu.html
『小川の辺』公式サイトhttp://www.ogawa-no-hotori.com/index.html
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