モーリス・ユトリロと魅惑の風景画@笠間日動美術館 [茨城県笠間市・文化スポット]
前回,緑内障についての記事をアップしましたところ,皆様から激励&アドバイスのコメントをいただきました。すべて非表示にしてありますが,本当にありがとうございました
また,nice!は閉じてしまいましたが,多数のご訪問をいただきまして,こちらも重ねてお礼申し上げます。これからブログを続けていくうえでの非常な励みになります
皆様のところへの訪問は遅くなるかもしれませんが,必ずお邪魔いたします。今後ともよろしく願いいたします
なお皆様も,くれぐれも目を大切になさってくださいね
さて,茨城県笠間市にある笠間日動美術館で開催中の企画展「モーリス・ユトリロと魅惑の風景画」を鑑賞してきましたので,その様子をお伝えします。
http://www.nichido-museum.or.jp/exhibition.html
【みなと】は,ユトリロの名前は知っていましたが,具体的にどんな絵を描いているのかはピンときませんでした。
第一会場(企画展示館1階)には彼の経歴(1883‐1955)に関するパネルがありましたが,読んでビックリ 「私生児として出生→母に愛人→アルコール中毒」といった内容。そして,治療のため絵画を始め,独学により風景画を学んだとのこと。初期のころは,ピサロやシスレーと言った画家からも影響を受けたそうです。
会場に展示されていた作品は,建物と通りを一枚に描いたものが多かったです。澄んだ空と,白基調の建築物がモチーフ。やや暗めのものもありましたが,どちらかと言うと明るい色調。「アル中から何とか立ち直りたい」とするユトリロの精神状態が表現されているのかもしれませんね。
印象に残ったのは,『プール・レ・ゼシャルモー(ローヌ県)』『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』『サノワの通り』の3点でした。
第一会場内には他に,バルビゾン派,印象派,フォービズム(野獣派),エコール・ド・パリの絵画も展示されています。【みなと】が好きな画家コローの『三人の農婦』やルノワール『西洋かりんの木』などが鑑賞できます(この2点は,上記のホームページにも掲載されています)。また,レオナール・フジタ(藤田嗣治)やシャガールの作品もありました。
企画展示館の2階には「明治・大正・昭和の留学生たち」と題して白瀧幾之助(ターナーの模写),正宗得三郎(シスレーの模写)や佐伯祐三の油絵などがかけられています。
また「戦後,パリの具象作家たち」のコーナーでは,アンドレ・ブラジリエの『ルーベーニュの公園』や佐藤泰生の『ベニス(屏風)』は,色遣いの斬新さが印象に残りました。
「モーリス・ユトリロと魅惑の風景画」は11月23日(水)まで開催されております。東西両方の著名な油彩画家の作品に触れることができますので,皆様も是非足をお運びください。
笠間日動美術館の敷地内には,別棟で「日本館」「フランス館」があり,やはり国内や海外の有名な画家の作品が多数常設展示されています。こちらもあわせてどうぞ。
なお,2011年9月17日現在,日本館は2階までしか入場できませんのでご注意くださいませ。
芸術作品鑑賞後は,館内にあるCafe de l'aube (カフェ・ド・ローブ) で小休止。今回はアイスティー(400円)とピーチピーチ(390円)を注文しました。
アイスティーはアールグレイで,とても良い香り。またケーキは,桃のゼリーと生クリームがお口の中でフンワリ。どちらもおいしかったです
笠間日動美術館
住所:茨城県笠間市笠間978-4 郵便番号:309-1611
TEL 0296(72)2160
開館時間:午前9時30分より午後5時(入館受付は4時30分まで)
休館日:毎週月曜日
http://www.nichido-garo.co.jp/museum/index.html
電車でのアクセス:
JR友部駅よりかさま観光周遊バスで約20分「日動美術館」下車(100円)
http://www.city.kasama.lg.jp/index.php?code=356
JR笠間駅より茨城交通バスで約6分「日動美術館前」下車徒歩3分(160円)
http://www.ibako.co.jp/bus/main_bus_stop/kasamaST.html
車でのアクセス:北関東自動車道友部ICより国道355号線を笠間CC方面に進み約8km(約10分)
*駐車場あり
また,nice!は閉じてしまいましたが,多数のご訪問をいただきまして,こちらも重ねてお礼申し上げます。これからブログを続けていくうえでの非常な励みになります
皆様のところへの訪問は遅くなるかもしれませんが,必ずお邪魔いたします。今後ともよろしく願いいたします
なお皆様も,くれぐれも目を大切になさってくださいね
さて,茨城県笠間市にある笠間日動美術館で開催中の企画展「モーリス・ユトリロと魅惑の風景画」を鑑賞してきましたので,その様子をお伝えします。
http://www.nichido-museum.or.jp/exhibition.html
【みなと】は,ユトリロの名前は知っていましたが,具体的にどんな絵を描いているのかはピンときませんでした。
第一会場(企画展示館1階)には彼の経歴(1883‐1955)に関するパネルがありましたが,読んでビックリ 「私生児として出生→母に愛人→アルコール中毒」といった内容。そして,治療のため絵画を始め,独学により風景画を学んだとのこと。初期のころは,ピサロやシスレーと言った画家からも影響を受けたそうです。
会場に展示されていた作品は,建物と通りを一枚に描いたものが多かったです。澄んだ空と,白基調の建築物がモチーフ。やや暗めのものもありましたが,どちらかと言うと明るい色調。「アル中から何とか立ち直りたい」とするユトリロの精神状態が表現されているのかもしれませんね。
印象に残ったのは,『プール・レ・ゼシャルモー(ローヌ県)』『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』『サノワの通り』の3点でした。
第一会場内には他に,バルビゾン派,印象派,フォービズム(野獣派),エコール・ド・パリの絵画も展示されています。【みなと】が好きな画家コローの『三人の農婦』やルノワール『西洋かりんの木』などが鑑賞できます(この2点は,上記のホームページにも掲載されています)。また,レオナール・フジタ(藤田嗣治)やシャガールの作品もありました。
企画展示館の2階には「明治・大正・昭和の留学生たち」と題して白瀧幾之助(ターナーの模写),正宗得三郎(シスレーの模写)や佐伯祐三の油絵などがかけられています。
また「戦後,パリの具象作家たち」のコーナーでは,アンドレ・ブラジリエの『ルーベーニュの公園』や佐藤泰生の『ベニス(屏風)』は,色遣いの斬新さが印象に残りました。
「モーリス・ユトリロと魅惑の風景画」は11月23日(水)まで開催されております。東西両方の著名な油彩画家の作品に触れることができますので,皆様も是非足をお運びください。
笠間日動美術館の敷地内には,別棟で「日本館」「フランス館」があり,やはり国内や海外の有名な画家の作品が多数常設展示されています。こちらもあわせてどうぞ。
なお,2011年9月17日現在,日本館は2階までしか入場できませんのでご注意くださいませ。
芸術作品鑑賞後は,館内にあるCafe de l'aube (カフェ・ド・ローブ) で小休止。今回はアイスティー(400円)とピーチピーチ(390円)を注文しました。
アイスティーはアールグレイで,とても良い香り。またケーキは,桃のゼリーと生クリームがお口の中でフンワリ。どちらもおいしかったです
笠間日動美術館
住所:茨城県笠間市笠間978-4 郵便番号:309-1611
TEL 0296(72)2160
開館時間:午前9時30分より午後5時(入館受付は4時30分まで)
休館日:毎週月曜日
http://www.nichido-garo.co.jp/museum/index.html
電車でのアクセス:
JR友部駅よりかさま観光周遊バスで約20分「日動美術館」下車(100円)
http://www.city.kasama.lg.jp/index.php?code=356
JR笠間駅より茨城交通バスで約6分「日動美術館前」下車徒歩3分(160円)
http://www.ibako.co.jp/bus/main_bus_stop/kasamaST.html
車でのアクセス:北関東自動車道友部ICより国道355号線を笠間CC方面に進み約8km(約10分)
*駐車場あり
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