借りぐらしのアリエッティ@ポレポレホール [茨城県笠間市・プレイスポット]
先週土曜日,笠間ショッピングセンターポレポレシティ2階にあるポレポレホールでアニメーション映画『借りぐらしのアリエッティ』を見ました。
この映画は7月17日から全国公開されております。ここポレポレホールでは,アニメ映画は封切りと同時に上映されています(そのほかの映画は,時間が経過したものを1か月ぐらい公開していることが多いです)。
製作は『千と千尋の神隠し』『となりのトトロ』『風の谷のナウシカ』などを手がけたスタジオジブリ。企画・脚本は宮崎駿,監督は37歳の米林宏昌(第1回作品),原作はメアリー・ノートン『床下の小人たち』。
声の出演は志田未来,神木隆之介。他に大竹しのぶ,三浦友和,竹下景子,樹木希林など。
主人公のアリエッティ(志田さん)は,父ポッド(三浦さん)や母ホミリー(大竹さん)と一緒に,日本のとある郊外にある一軒家の床下に住んでいます。体長が10センチほどしかない小人(こびと)である彼らは,必要なものを人間の住まいから「借りて」(決して「盗んで」いるわけではない!)生活しています。
その一軒家に,心臓の悪い少年・翔(神木さん)が,手術前の療養のためにやってきます。もうすぐ14歳になるアリエッティは,その晩ポッドとともに,人間の家に初めての「借り」(これも「狩り」ではないのでしょうね)に出かけますが,ベッドに横たわっていた翔に姿を見られてしまいます。小人の掟では,人間に姿を見られたら引っ越さなくてはならないことになっているのですが…
アリエッティと翔は,人間と小人と言う垣根?を超えて心を通わせ始めます。しかし,ポッドは「人間に存在を知られた以上,ここにとどまることはできない」と断言します。また翔もアリエッティに「君達は滅びゆく種族だ」と言い放ちます。アリエッティは必死に反論し,翔は謝りますが,その後彼が取った行動が,小人一家をますます危機に追いやることに。人間が良かれと思ってしたことも,他の生き物にとっては必ずしも歓迎できない場合もある,ということも現実にたくさんありますよね。
この映画では,人間で言うところの「思春期」を迎えたアリエッティが,自分で考え,行動していくところが好感を持てます。また,翔も「お姉さん」のアリエッティに触発され,戸惑いながらも少しずつ生きる力を取り戻していくところもいいですね。さらに,お手伝いのハルさん(樹木さん)がスパイスを効かせています。どちらかと言うと悪役なのでしょうか,憎めないところがジブリ作品らしいですね。
「人間vsその他の生き物」をテーマにした作品,以前に『もののけ姫』がありましたが,今回のものは全体的にあっさりした仕上りですので,評価が分かれるところでしょう。「人間と小人の共存は可能なのか」,結果は見てのお楽しみ,です。
個人的には,食事やお茶のシーンをもっと細かく描写していただきたかった。これも昔のテレビアニメですが,『名探偵ホームズ』ではとてもおいしそうな場面があり印象的だったので。
『借りぐらしのアリエッティ』,是非ご家族でご覧になり,映画のテーマについて話しあうのもよいでしょう。ここポレポレホールならそれほど混んでいませんので(この回も15人くらいでした),ゆったりと観賞できます。
ホールは2箇所あり,現在は『ポケットモンスター』が上映されています。
入場料は大人1700円ですが,レディースデー(月曜日)やメンズデー(水曜日)は1000円になります。また,60歳以上の方は,証明書を提示すれば1000円でOK。ポレポレカードやイオンカードを提示すれば,300円割引もしてくれます。その他にも割引があります。
なお,現在ホール内は非常に冷房が効いていますので,寒がりの方は上着を持参されることをオススメします。
ポレポレホール
住所:茨城県笠間市赤坂8番地 笠間ショッピングセンター ポレポレシティ2階
電話:0296-70-1750
スケジュール:http://www9.ocn.ne.jp/~polepole/
割引サービス:http://www9.ocn.ne.jp/~polepole/sabisu.html
『借りぐらしのアリエッティ』公式サイト
http://www.karigurashi.jp/index.html
この映画は7月17日から全国公開されております。ここポレポレホールでは,アニメ映画は封切りと同時に上映されています(そのほかの映画は,時間が経過したものを1か月ぐらい公開していることが多いです)。
製作は『千と千尋の神隠し』『となりのトトロ』『風の谷のナウシカ』などを手がけたスタジオジブリ。企画・脚本は宮崎駿,監督は37歳の米林宏昌(第1回作品),原作はメアリー・ノートン『床下の小人たち』。
声の出演は志田未来,神木隆之介。他に大竹しのぶ,三浦友和,竹下景子,樹木希林など。
主人公のアリエッティ(志田さん)は,父ポッド(三浦さん)や母ホミリー(大竹さん)と一緒に,日本のとある郊外にある一軒家の床下に住んでいます。体長が10センチほどしかない小人(こびと)である彼らは,必要なものを人間の住まいから「借りて」(決して「盗んで」いるわけではない!)生活しています。
その一軒家に,心臓の悪い少年・翔(神木さん)が,手術前の療養のためにやってきます。もうすぐ14歳になるアリエッティは,その晩ポッドとともに,人間の家に初めての「借り」(これも「狩り」ではないのでしょうね)に出かけますが,ベッドに横たわっていた翔に姿を見られてしまいます。小人の掟では,人間に姿を見られたら引っ越さなくてはならないことになっているのですが…
アリエッティと翔は,人間と小人と言う垣根?を超えて心を通わせ始めます。しかし,ポッドは「人間に存在を知られた以上,ここにとどまることはできない」と断言します。また翔もアリエッティに「君達は滅びゆく種族だ」と言い放ちます。アリエッティは必死に反論し,翔は謝りますが,その後彼が取った行動が,小人一家をますます危機に追いやることに。人間が良かれと思ってしたことも,他の生き物にとっては必ずしも歓迎できない場合もある,ということも現実にたくさんありますよね。
この映画では,人間で言うところの「思春期」を迎えたアリエッティが,自分で考え,行動していくところが好感を持てます。また,翔も「お姉さん」のアリエッティに触発され,戸惑いながらも少しずつ生きる力を取り戻していくところもいいですね。さらに,お手伝いのハルさん(樹木さん)がスパイスを効かせています。どちらかと言うと悪役なのでしょうか,憎めないところがジブリ作品らしいですね。
「人間vsその他の生き物」をテーマにした作品,以前に『もののけ姫』がありましたが,今回のものは全体的にあっさりした仕上りですので,評価が分かれるところでしょう。「人間と小人の共存は可能なのか」,結果は見てのお楽しみ,です。
個人的には,食事やお茶のシーンをもっと細かく描写していただきたかった。これも昔のテレビアニメですが,『名探偵ホームズ』ではとてもおいしそうな場面があり印象的だったので。
『借りぐらしのアリエッティ』,是非ご家族でご覧になり,映画のテーマについて話しあうのもよいでしょう。ここポレポレホールならそれほど混んでいませんので(この回も15人くらいでした),ゆったりと観賞できます。
ホールは2箇所あり,現在は『ポケットモンスター』が上映されています。
入場料は大人1700円ですが,レディースデー(月曜日)やメンズデー(水曜日)は1000円になります。また,60歳以上の方は,証明書を提示すれば1000円でOK。ポレポレカードやイオンカードを提示すれば,300円割引もしてくれます。その他にも割引があります。
なお,現在ホール内は非常に冷房が効いていますので,寒がりの方は上着を持参されることをオススメします。
ポレポレホール
住所:茨城県笠間市赤坂8番地 笠間ショッピングセンター ポレポレシティ2階
電話:0296-70-1750
スケジュール:http://www9.ocn.ne.jp/~polepole/
割引サービス:http://www9.ocn.ne.jp/~polepole/sabisu.html
『借りぐらしのアリエッティ』公式サイト
http://www.karigurashi.jp/index.html
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