SSブログ

やきものの里のネコ―岩合光昭写真展@笠間日動美術館 [茨城県笠間市・文化スポット]

 茨城県笠間市にある笠間日動美術館では,2012年4月12日(木)から6月24日(日)まで企画展「岩合光昭写真展 やきものの里のネコ」が開催されています。
   http://www.nichido-museum.or.jp/exhibition.html
 
 【みなと】家にも今年3月まで猫がおりました縁,足を運んでみました。
DSC07067.JPG

DSC07069.JPGDSC07070.JPG

 動物写真家として著名な岩合光昭(いわごう・みつあき)さんは,1998年から全国各地の猫の写真を撮影なさっているそう。今回は,陶芸の産地で見かけた,人と適度な距離を保って暮らす[猫]達の写真107点が展示されています。
 入口のパネルに書かれていた「ヒトに余裕があればネコにも余裕があるようにも感じます」とのコメントが印象的。

 「やきものの里」として,地元・笠間市のほか,鎌倉市,常滑市(愛知県),備前市(岡山県),萩市(山口県)など,全国津々浦々の猫ちゃんたちが登場します。そして,写真パネルのそばには,岩合さんの簡潔なコメントが添えられています。 
 ポスターにもなっている,青空をバックにジャンプする[猫]は周南市(山口県)で写されたもの。「まっすぐに着地点を見定めています」
 また,備前市では,桜の木に登って匂いをかぐ猫。「咲き始めには,ひときわ匂いを放つのでしょう」
 そして,伊万里市(佐賀県)では,「存在感を消しながら存在するのもネコの特技です」。工場の機械の色に溶け込む白いネコが,こちらを見つめています。
 いずれの写真も,猫に対する岩合さんの深い愛情が伝わってきます。「ネコと陶器とはよく似合う。(中略)それはネコと暮らしをともにする陶芸作家の方々の魅力(=色気)ともなっている。」
 人と同様に,猫の表情も十ネコ十色であることが再認識できました。ねこ好きな方はもちろん,岩合さんの写真に興味をお持ちの方,ぜひご来場くださいますようお願いいたします。

 帰りに売店で購入した絵葉書もアップします。眺めるたびに,思わず笑ってしまいます[かわいい]
DSC07172.JPG

 笠間日動美術館の敷地内には,別棟で「フランス館」「パレット館」があり,やはり国内や海外の有名な画家の作品が多数常設展示されています。こちらもあわせてどうぞ。
 なお,パレット館は2階までしか入場できませんのでご注意くださいませ。
 【みなと】がおとずれた4月中旬には,中庭には桜と桃が咲いていて,彫刻とともに美しい空間を演出していました[るんるん]
DSC07072.JPGDSC07073.JPG

  笠間日動美術館
   住所:茨城県笠間市笠間978-4  郵便番号:309-1611
   TEL 0296(72)2160
   開館時間:午前9時30分より午後5時(入館受付は4時30分まで)
   休館日:毎週月曜日
    http://www.nichido-garo.co.jp/museum/index.html
   電車でのアクセス:
    JR友部駅よりかさま観光周遊バスで約20分「日動美術館」下車(100円) 
     http://www.city.kasama.lg.jp/index.php?code=356
    JR笠間駅より茨城交通バスで約6分「日動美術館前」下車徒歩3分(160円)
     http://bus.ibako.co.jp/timetable/result/?no=962&de=52&week=1&f_from_type=1&f_from_genre=&f_from=%E7%AC%A0%E9%96%93%E9%A7%85
   車でのアクセス:北関東自動車道友部ICより国道355号線を笠間CC方面に進み約8km(約10分) 
    *駐車場あり
  

コメント(0) 
共通テーマ:地域

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。