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東北地方太平洋沖地震を経験して・その1 [東北地方太平洋沖地震]

 本日から数回に分けて,今回の東北地方太平洋沖地震の様子や感じたことなどを断片的に綴っていこうと考えております。
 まだまだ強い余震が続きますし,他の地方でも今後大地震が起こる可能性も否定できないので,【みなと】の経験が皆様のご参考になれば幸いです。

 地震発生時の2011年3月11日(金)午後2時,【みなと】は茨城県筑西市の職場におりました。そこはビルの5階なので,地上よりも揺れを感じやすい場所です。
 発生最初はさほどでもなかったのですが,横揺れは収まるどころかどんどん強くなっていきます。同僚と協力して食器棚や書類棚を押さえておりましたが,ついに耐え切れなくなって非常階段まで逃げました

 一時的に揺れが止まりフロアに戻ってみたら,棚はひっくり返り,机の上も散乱。ガラスも食器も書類もメチャメチャに。軍手を使って破片を拾おうとしましたが,余震が頻発するため,全員で建物の外へ避難
 その後10分ほどで戻りましたが,携帯電話・固定電話ともに全くつながらず,皆さん家族との連絡が取れない状況(ちなみに午後3時時点では,電子メールのやり取りはできました)。 
 テレビの速報で茨城県北部は震度6強と流れたので,自宅にいるはずの母が心配な【みなと】は帰宅することに。
 駅のタクシー乗り場でひたすら待っていたら,30分ほどで乗車できました。国道はほとんど信号が消えています。どうやら停電になったよう。
 街の様子を眺めていると,塀が崩れたり,屋根瓦の一部が落ちているところが多く見受けられました。家全体が壊れてる,と言うのは見かけませんでした(後日この付近を通りましたら,屋根にブルーシートがかかっている家がほとんどでしたが)。

 そんなこんなで何とか帰宅したところ,家の周りの塀は壊れていて散乱(鉄筋が入っていない古いものです),家もサッシがはずれて倒れ,ガラスも割れていました(その状況は昨日の記事にいたしました)。
 母は怪我もなく,放心した状態で物置小屋を片づけていましたが,【みなと】を見て安心したのか,地震発生時の様子を一気に語りだしました。

 この続きはまた明日アップします。

 さて,今日の話からの教訓を2点。
[満月]強い地震が起きた時,地上にいたら,速やかに周りに建物等がない安全な場所に逃げる。建物の中なら,安全を確保できる場所(机の下や非常階段など)に速やかに逃げる。

[新月]家族と連絡が取れない場合は,できるだけ早く帰宅する。
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ぷりん

お母さまにお怪我がなくてよかったですね~☆
by ぷりん (2011-03-16 16:13) 

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