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開館40周年 20世紀フランス美術の栄光展@笠間日動美術館 [茨城県笠間市・文化スポット]

 皆様,こんばんは[かわいい]
 やっと暑さも一段落してまいりましたので,1か月ぶりにブログを再開します。

 本日は,茨城県笠間市にある笠間日動美術館での作品鑑賞について。
 日動美術館は今年で開館40周年。それを記念して,今年2012年9月13日(木)から11月25日(日)まで,企画展「20世紀フランス美術の栄光展」が開催されています。
  
   http://www.nichido-museum.or.jp/exhibition.html
DSC07693.JPGDSC07694.JPG 

 振り返ってみますと,【みなと】が小学校に入って間もなくの頃(30数年前),ここ日美でピカソ展が開催されました。
 入場するまでの行列と会場内の人ごみに圧倒され,目玉が飛び出た落書きのような絵が『芸術』と言われているのに驚いたこと・・・今でも鮮やかによみがえってきます[たらーっ(汗)]
 それはともかく,今回の企画展では,そのピカソのほか,モーリス・ヴラマンク,ラウル・デュフィ,アンリ・マティスなど,数多くの著名な画家の作品が展示されています。

 それでは,印象に残った作品をご紹介。
 デュフィ『黄色いコンソール』。コンソール(飾り机)の上に,彼が愛用したバイオリンと楽譜が置かれています。
 ほぼ黄色基調の絵画,眺めているとメロディが響いてきそう[るんるん]ちなみに,デュフィの一家はみな音楽関係者だそう。
 また,マティスの有名な「ジャズ」シリーズ。1943年ごろ,病気のため画架に向かえなかった彼が,代わりに切り絵での表現を思いついたそう。それらを印刷物にする作業は難航し,出版されたのは1947年になりました。
 『ラ・レーヴ(夢)』『イカルス(ギリシャ神話のイカロス)』『橇』など,単純な構成でありながら色の鮮明さに惹かれました。

 企画展示館2階では「キュビストたち,その後」として,ピカソやジョルジュ・ブラック,マルク・シャガール,レオナール・フジタ(藤田嗣治)などの絵画が展示されています。
 また敷地内には,別棟で「フランス館」「パレット館」があり,国内や海外の有名な画家の作品が多数常設展示されています。
 フランス絵画のお好きな方,この機会にぜひ,笠間日動美術館を訪れてみてはいかがでしょうか[ぴかぴか(新しい)]

  笠間日動美術館
   住所:茨城県笠間市笠間978-4  郵便番号:309-1611
   TEL 0296(72)2160
   開館時間:午前9時30分より午後5時(入館受付は4時30分まで)
   休館日:毎週月曜日
    http://www.nichido-garo.co.jp/museum/index.html
   電車でのアクセス:
    JR友部駅よりかさま観光周遊バスで約20分「日動美術館」下車(100円) 
     http://www.city.kasama.lg.jp/index.php?code=356
    JR笠間駅より茨城交通バスで約6分「日動美術館前」下車徒歩3分(160円)
     http://bus.ibako.co.jp/timetable/result/?no=962&de=52&week=1&f_from_type=1&f_from_genre=&f_from=%E7%AC%A0%E9%96%93%E9%A7%85
   車でのアクセス:北関東自動車道友部ICより国道355号線を笠間CC方面に進み約8km(約10分) 
    *駐車場あり
  

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