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映画『神様のカルテ』@ポレポレホール [茨城県笠間市・プレイスポット]

 前回に続きまして,笠間市の笠間ショッピングセンターポレポレシティ2階にあるポレポレホールでの映画鑑賞の話になります。
 今回は『神様のカルテ』。ここポレポレホールでは,全国公開から時間を経過した映画が1か月程度上映されることがあります。
 原作は夏川草介(現役のドクターとのこと),監督は深川栄洋。主演は櫻井翔宮﨑あおい。他に柄本明加賀まりこなどが出演。
 テーマ曲は辻井伸行が担当しています。
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 長野県松本市にある本庄病院。ここに勤務する栗原一止(いちと:櫻井さん)は,夏目漱石を愛読するちょっと変わった内科医。同僚の医師や看護師達と協力して,激務の日々をこなしています。彼が夜間勤務の時は,救急患者が普段より多く集まってしまうため,「引きの栗原」とあだ名されています[たらーっ(汗)]
 そんな一止の心を癒すのは,間もなく新婚1年目を迎える写真家の妻・榛名(はるな:宮﨑さん)。明るい笑顔と丁寧な言葉遣いで,一止ばかりでなく,二人が下宿している「御嶽荘」の住人たちをも和ませています。
 ある日一止は,上司の貫田(柄本さん)から,大学病院で研修を受けるよう手配されます。そこで偶然診察した安曇(加賀さん)は,末期の胆のうガンで,すでに手の施しようがない状態。研修を終え,本庄病院に戻った彼のところに,再び彼女があらわれ,ここに入院させてくれるよう頼み込みます…

 「医者不足が招く超過密勤務状態」「大学病院における力関係」「病状ばかり見て患者を診ない医師」・・・現代医療の問題を挙げていくと,どこかのテレビドラマで描かれた世界になりますね[もうやだ~(悲しい顔)] この映画では,「患者目線の医師」と言った理想が展開されますが,そんなに深刻な感じはありませんでした。淡々としているようで,本当は心にズッシリ悩みを抱えている一止を,櫻井さんが好演しています。
 また宮﨑さんの,さりげなく夫を支える妻もいいですね。相手の気持ちを理解していても,深くは踏み込まない…現代における理想的なパートナーだと思います。
 柄本さんや加賀さんも,脇役ながら素晴らしい演技でストーリーを引き締めています
 最終的に一止が下した決断は,おそらく現実にはありえないと思いますが,この映画の流れでは一応説得力を持っていました。詳しいことは,見てのお楽しみ[るんるん]
 個人的には,二人の住まいとなっている御嶽荘が気に入りました。古い旅館を改装して下宿にしたようで,快適さからは程遠いかもしれませんが,何となく「ここに帰ってきたい[揺れるハート]」と思わせる雰囲気[ムード] 

 こちらの『神様のカルテ』ポレポレホールでは11月25日(金)までの上演となっております。皆様も機会がありましたら,是非お近くの劇場でご鑑賞くださいませ。
 ホールは2箇所あり,現在は『デンデラ』も上映されています。
 入場料は大人1700円ですが,レディースデー(月曜日)やメンズデー(水曜日)は1000円になります。また,60歳以上の方は,証明書を提示すれば1000円でOK。ポレポレカードやイオンカードを提示すれば,300円割引もしてくれます。その他にも割引があります。

  ポレポレホール
    住所:茨城県笠間市赤坂8番地 笠間ショッピングセンター ポレポレシティ2階  
    電話:0296-70-1750    
    スケジュール:http://www9.ocn.ne.jp/~polepole/
    割引サービス:http://www9.ocn.ne.jp/~polepole/sabisu.html
   『神様のカルテ』公式サイトhttp://www.kamisamanokarute-movie.jp/index.html?type=fc  

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