茨城空港（2011年2月編)

　茨城県の中央部に位置する小美玉（おみたま）市には茨城空港があります。昨年3月11日に開港し，間もなく1年となります。
　今年2月1日から，札幌（新千歳空港）便及び名古屋（中部国際空港）便の2路線が新たに就航し，現在では国内線が3路線，国際線が2路線（チャーター便を含む）となりました。
　先週木曜日，中部国際空港（セントレア）便に搭乗し，2泊3日の日程で名古屋方面へ出かけました。その様子を数回に分けて掲載します。

　【みなと】が茨城空港に足を運ぶのは，約8か月ぶり2回目。前回の様子は昨年6月26日付けの記事をご覧くださいませ。
　ＪＲ常磐線の石岡駅で下車し，茨城空港行きの路線バスに乗車。このバスは，途中まではバス専用道路を走行しています。数年前に廃止となった鹿島鉄道の路線跡地を利用しているのです。一般車が入り込めないようにところどころ遮断機が下りていて，バスが通る時にはバーが上がる仕組みです。
　その様子を動画及び静止画におさめましたのでアップします。

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　専用路線のおかげか，バスはほぼ定刻に空港ターミナルビルに到着。出発時刻まで3時間以上ありましたので，2階のカフェで遅い昼食をとりました。
　こちらが注文したタンメン。キャベツが固かったのが残念

　ちなみにターミナルビル入口では，茨城県桜川市のゆるキャラいしおさんをはじめとした石像達がお出迎えしてくれますまた，2階には他に売店や茨城のＰＲコーナーなどがあります。

　この日は雨模様だったためか，あるいは次の旅客機発着まで時間があったためか，以前ほど人を見かけませんでした。
　この空港は自衛隊の百里（ひゃくり）基地との共用となっています。送迎デッキを覆っている透明なフェンス，左方向を見るとスモークがかかるようになっています。おそらく軍事機密の必要性からそうしたのでしょう。空港全体を見渡すのには非常に邪魔ですが，国防のためには致し方ないですね。
　自衛隊機が発進するのを何度か目にしました。

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　出発時刻の1時間前には手荷物保安検査を済ませ，出発ロビーで待つことにしました。この時点では，乗客は本当にまばら
　午後4時40分ごろ，札幌からの飛行機が到着しましたので，搭乗ゲート付近でその様子を撮影。動画は2本に分けてあります。

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　茨城空港利用促進等協議会のホームページによると「航空機は駐機場を旋回するように進入し、ターミナルに向かって斜めに駐機します。出発時、航空機は自走しながら方向転換できるため、プッシュバック作業が不要とな」り，ローコスト化につながっているそうです。

　札幌から名古屋への乗り継ぎ客が多いようで，到着後は急にロビーが混んできました。
　5時過ぎには搭乗開始となり，結局7割ぐらいのシートが埋まっていました。　
　離陸前，夕焼けがきれいでしたので

　離陸すると，ひたちなか市上空で旋回し，そのまま栃木，埼玉方面に向かったようです。
　茨城を出てから40分過ぎ，「まもなく中部国際空港に到着します」というアナウンスが。あっという間の空の旅。茨城からだと，常磐線や東海道新幹線を乗り継ぐより，はるかに時間を節約できますね。
　セントレアにも定刻どおり到着。夜景がきれいでしたが，写真撮影は難しい雰囲気をお楽しみください。
　
　　茨城空港　　http://ibaraki-airport.net/index.html

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