赤道記念碑

　エクアドル共和国の首都キト（Quito）は，南米大陸のほぼ赤道直下にあります。と申しますと，熱帯雨林気候の猛暑を連想される方が多数でしょうが，アンデスの山々（4,000～6,000m級）に囲まれ標高がある（2,850m程度）地形のため，日本の春のような気候が一年中続くようです　
　さて，今日ご紹介する赤道記念碑は，正確に言いますとキトから20kmほど離れた村にあります。
　こちらには赤道，すなわち北半球と南半球を分ける線（緯度0度）が通っています。言うまでもなく，赤道は通常見ることができませんが，ここでは眼に見えるように表しているので，それをまたいでの記念撮影もできます。
　ちなみに赤道はスペイン語で“ECUADOR（エクアドル）”だそうです。国の名前が「赤道」というのも面白いですね

　ガイドから聞いたところによると，本当の赤道は少しずれたところを走っているそうですが
　記念碑は博物館も兼ねていて，エクアドルの歴史や地理を詳しく知ることができるようになっています。表示された解説がスペイン語だったため，詳しくは分かりませんでしたが，先住民族の衣装や狩猟の道具などが印象に残りました。撮影禁止だったのが残念
　屋上からの景色。これらの山々がアンデス山系だそう
　施設内には面白い場所がありました。「卵を赤道上にある釘の上に立てる」というもので，多くの観光客が挑戦していました。
　【みなと】もガイドに促され，やってみました。卵の底がくぼんでいるのが偶然分かったので，短時間で立てられました。証拠写真？もアップしておきます。


　赤道記念碑のすぐ隣にはレストランがあり，そちらでランチをとりました
　エクアドルでは通常，昼食は午後1時過ぎからだそうです。こちらのレストランも1時20分ごろから混み始めました。
　料理の一部を写真に撮りましたのでご覧ください。
　下の4枚のうち，上段の右側にあるのはスープのように見えますが，玉ねぎやトマトをビネガーで味付けしたようなもの。ガイドの話ですと，一般的なエクアドル料理だそうです。かなり酸っぱかったです
　また，ジュースは別途料金がかかりましたが（エクアドルは米ドルを通貨としています），こちらは「タマリンド」と言う名前で，豆のような果物から作ったとのこと。甘みはそれほどでもなく，不思議な味
　下段右側はデザートのスイートトマト。トマトの砂糖漬けのようで，めっちゃ甘かったです

　観光を終えてホテルに戻る道すがら，街の様子を撮影。スペイン語の看板が南米らしさを感じさせます。

　
　　　キト（ウィキペディア）　　　　　
　　　　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%88

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